2009年02月13日

物事が上手く解決しない時は?

株式会社IVP代表 関根宏

解決しなければならない「問題」の中から、目標達成に必要となる「原因」を炙り出すことまではできても、そいつを解決するために有効な具体策を持てないことが往々にあります。こうなると「誰が解決したらいいか?」(失敗すると責任が生じる)決めかねてしまい、課題が遅々延々と前進しなくなります。挙句には本人を含め周囲は文句を吐露する状況に至ることも……。

私見ですが、有効な課題解決策を用意できない理由は概ね下記のような点に要因があるのでは、と感じております。

1)課題解決は自らの職務と思っていない

2)課題解決に対して意識が薄い

3)課題解決後の自分のメリットがない場合

4)抽出した課題が本質ではない場合

5)解決に必要な知識・経験がない場合

6)思考停止する場合

社会貢献も同様です。100年に1度の未曾有の大不況において、皆さん課題を解決すべく翻弄しているやも知れませんが、基本はやはり「見る」「聞く」「やってみる」の原点に戻り、五感でヒントを見つけるのも大切では、と感じているこの頃です。

因みに、こんな面倒なゴタクを並べなくても、エゴさえ捨てれば「課題解決の最も簡単な方法は足元にあるんじゃないの?」と思う時が多々ございませんか?




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2009年02月12日

世界基準だと日本と韓国は同等?

BFT代表  平山雅一

私事で恐縮だが、妹が嫁ぎ先のアメリカから出産休暇で日本に帰ってきた。妹はアメリカのソニーで働いており、アメリカ人と結婚している2児の母だ。久しぶりに会ったのでイロイロと話したのだが、へぇ〜と思う話題を。

2008年のアメリカのカーオブザイヤーはジェネシスという韓国車(ヒュンダイ)が受賞し、GMが2010年に発売する電気自動車のリチウムイオン電池は韓国製(LG)らしい。

ソニーは液晶テレビで韓国勢と競合関係にあり、我が妹にしてみても仕事柄、彼らの実力を熟知している(コテンパにやられてる?)ので、自動車関連の韓国勢の快挙に関しても特に驚きもないらしい。

グローバルマーケットでは、汎用品に関しては日本も韓国も同格と思ったほうがいいよと逆にアドバイスされたりして。ただプレミアムゾーンで、韓国製や中国製が席巻するのは無理だと思うとも言ってました。

例えばアメリカで高級車と言うと、ベンツ、BMW、アウディ、レクサス、インフィニティ、キャデラックのブランドをイメージするのが普通で、セレブが韓国製や中国製を「Cool!」と感じようにマーケティングを企画するのは至難の業らしい。まあ、そのあたりは日本の感覚と同じなんですね。


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2009年02月06日

経営者合宿

株式会社IVP 代表取締役 関根宏


同志塾では、FTCの他、定期的に経営者合宿を開催しております。
去る1月31日〜1泊2日で熱海にて開催しました。
今回のテーマは、『これから10年続く会社』。

私も含めた社長の多数は、
『走るのではなく歩く程度の速度で、できることを、一生懸命にやり遂げる。」という結論
に至りました。勿論、各論は様々で各社の事情で、具体的なできることは様々ですが、
反対にできない事は何なのか、を炙り出すことも必要だと思います。

出来ない事とは、下記の3つの意味を含んでいると思っております。
@ そもそもやってはいけない。
A 短期的には困難。
B できると勘違いする。

@とAは、必然的に選択しない場合が多いでしょうが、厄介なのは、Bの『能力のないこと自体に気づかず、出来ると思い込んででやってしまう事』、かと思います。
実は、弊社でもよくあるのですが・・・。

正解は分かりませんが、ポジティブな考え方では、頑張り方を教える。
ネガティブな考え方では、そもそもさせない(ストップさせる)かのアプローチがあると思います。

一方で、人は教育次第で変わるのか、というテーマもあります。
人は変わるのだ、という意見の場合は、頑張り方を教えるという立場でしょうし、人は根本的に変わらないのだ、という意見の場合は、そもそもさせないという立場なのかもしれません。
これだけで見るとどちらも正解だと思います。

私見ですが、変わる人は変わり、変わらない人は変らない・・・が持論です。
変わらない人でも、外圧環境で変わるというある社長が合宿におりました。進化論的に考えますと、それも納得です。

世界恐慌と言われる最高の外圧の中、人(日本人)は、最も変わりやすい環境を迎えたのかな、と感じる1日でした。
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2009年01月25日

あまり知られていない定額給付金の話

自民党会派  事務局長


間もなく定額給付金の支給手続きが始まる(と思います)。給付に際し「各自治体は臨時職員を雇って対応する」とのニュースを聞き、小生「何でそんな重要な業務を正職員ではなく臨時職員にやらせるんだろうか」という素朴な疑問が生まれたので、ちょっと調べてみました。

国民に給付されるお金は1兆9570億円ですが、給付に伴う事務経費が825億円が別途予算計上されております。そして、825億円のうち人件費233億円が補助金として各地方自治体に交付されます。

財政事情の厳しい地方自治体とすれば、職員をやりくりして給付業務をこなし、国から交付される人件費は別の事業に使いたいところですが、そこは「補助金」。目的外使用は認められません。なので、「使わな損」ということで臨時職員を雇うわけです。

同じように事務機器経費131億円、これも役所の備品を使い回せば補助金はもらえないわけで、新規のリースをすることになります(短期間なので購入は認められておりません)。

用途を限定して無駄遣いさせる位なら、一定額を渡して「これで何とかしろ、余った金は好きに使え」の方が、地方自治体も知恵を絞るような気がします。ついでに「地方税や公共料金を滞納している方はその分相殺してよい」なんて言えば、地方自治体は目の色を変えて業務を遂行するはずです。

そんなことを言うと二言目には「やれ個人情報だ、守秘義務だ」になりますが、無駄を省けというのであれば、情報の共有から始めないといけないのではと思います。

ちなみに、給付金を辞退した場合、そのお金は地方自治体のものにはならず、国庫に返納となります。ある地方自治体の方が言っていました。「給付金を辞退するくらいなら、一旦受領した上で自治体に寄付をお願いします」。知恵はあるもんですね(笑)。



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2009年01月10日

渡辺善美代議士 自民党離党騒ぎについて

  自民党**派  関係者


年末から自民党の渡辺善美代議士の離党騒ぎがワイドショー等をにぎわしています。皆さんの目には彼はどう映りますか?「正義の味方」「悪代官に歯向かう硬骨漢」でしょうか?

小生には「悲しい電波桟敷」にしか見えて仕方ありません。皆様もご存知の通り、ワイドショーはターゲットを「持ち上げて儲け、叩き落して儲け」で、一人で2度おいしい思いをします。例えば、鈴木宗男代議士然り、田中真紀子代議士然り、政界にとどまらず、枚挙に暇がありません。

現在彼は公然と自民党執行部を批判することでメディアの寵児になっています。一旦過激なことを喋ってテレビ受けすると、各社の記者が次を期待して金魚の糞宜しくついて回ります。

番記者を引き連れて回る自分自身に錯覚します。そこで、この快感を継続するためには「次はもっと過激なことを言わなければ」という強迫観念に似たものが出てきてしまい、残念ながら、現在の渡辺代議士は完全に自縄自縛に陥っています。

企業でいえば、社長を公然と非難する取締役がいるとすれば、その対象が大会社の社長であればあるほど面白いが許されないことは容易に想像がつくと思います。彼の主張の是非はさておき、表で言って良いことと悪いことの峻別がつかないのは、あの「田母神」元空幕長と同じです。適切な組織人とは決して言えません。

小生は渡辺代議士と直接仕事をしたことがないので、彼の性格は分かりません。但し、彼が大臣をやっていた時の警護官(SP)がこういうことを言っていました。「この前、渡辺前大臣に会ったんだけど、俺のこと覚えていないんだよな」。

文字通り体を張って大臣の警護をするSPを覚えていない代議士。彼は縁の下のスタッフや部下に対して心配りをすることが得意でない方といって間違いないでしょう。

国会議員はそういうところは良く見ています。「渡辺代議士に付いて行ったはいいが、自分だけ美味しい思いして俺たちは使い捨てにされる」。そこは敏感に感じ取っています。ですから、彼が離党してもついていく若手は皆無と断言してよいでしょう。

しかも彼は無派閥です。派閥に入らない、派閥を離脱する代議士の性格は往々にして「雑巾がけはしたくない」「下の面倒を見るのは嫌だ」「人のために汗をかきたくない」であります(勿論、立派な方もいます)。

もし彼が派閥に残っていれば、親身になって忠告、場合によっては一喝する先輩もいたでしょうが、悲しいかな、利用しようとする輩は山ほどいても、そういう先輩議員は彼にはいません。

「派閥」って諸悪の根源のように言いますけれど、人材を育成する互助
組織という良い側面もあるんです(笑)。

最近、親麻生、反麻生だの言われていますが、いわゆる「反麻生」の代議士の面々を見ると、安倍、福田内閣で厚遇され、麻生内閣で外された方が多いようです。人事って難しいですね。


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2009年01月06日

カンボジアへ

7日朝の便にてカンボジアに視察に行ってまいります。
昨年の打ち合わせにて、
NPO「かものはしプロジェクト」の可部さんを含め
現地での行動について打ち合わせをしていたときのこと…

予防接種は5種受けて欲しい。
おなかの具合が悪くなるのは「当然」であること
等々…
言い過ぎでしょ?
と思うようなことばかりでした。

やはりただの観光に行くのと同じようなキモチでいる自分に
気がつきハッとしました。
今回は短い期間ですが、できるだけ「現地」を感じ、
「私にできる何か」を考えることができるような事を
お土産として持って帰って来たいと思います。
帰国後にはまたご報告いたします。

また、私事ではございますが、
2009年より株式会社VITAとして活動をさせていただきます。

本年もどうぞ、宜しくお願い申し上げます。

株式会社VITA代表 佐々木映美

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日銀が頑張れば!

BFT代表  平山雅一

2009年の始まりは、未曾有の経済危機で不安に満ちたものになりました。急速な円高、金融不安・市況悪化というトリプルパンチで輸出関連企業の業績は振いません。

そんな中、日本は「外需頼みの経済構造から脱却すべし」との声も聞かれます。しかし外需頼みとは自由貿易の恩恵に属することなので、これを放棄して日本にどのような勝算があるのかを考えれば、その主張が説得力を欠くことは容易に想像できます。

おそらく内需主導と言いたいのでしょうが、すでに世界有数の規模に成長している日本の内需を更に爆発的に拡大させるには、内需拡大の基礎的要件である人口増加率に関して、少子化対策の革命的な政策や移民政策が必要になり、現在の政治的混乱を考えると、長期的な視点で政策を実行するのは難しいでしょう。

「じゃお先真っ暗か?」と言うと、実は個人的には結構期待しています。政府の失点の影に隠れて非難されていませんが、急激な独歩高の円高を放置している日本銀行の働きに期待しています。

素人の私には日銀の考えや行動はサッパリわかりませんが、通貨の安定がその役割のはずなので、1ドル=110円台ぐらいで安定するように各国の中央銀行に負けないぐらいマネーをジャブジャブ供給するインフレ政策を強めるはず?

というのがその読みです。為替が1ドル=110円台で落ち着けば、輸出関連企業は四面楚歌の現状から脱し、大きな追い風となります。

不必要にスタグフレーションを恐れているなどと陰口を叩かれる日銀ですが、企業のCPを直接購入にしたりと結構ダイナミックな政策に舵を切っています。財政と金融の相乗効果で2009年の年末が希望に満ちていることを期待しています。




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2009年01月05日

カンボジア視察に出発!

●株式会社IVP代表 関根宏

新年、明けましておめでとうございます。
本年も宜しく御願い致します。

米国から始まった百年に一度と言われる世界恐慌……。金融に携わる知人は、これを米国発の資本主義の崩壊に繋がりかねない危機と言ってました。

新年早々に、余り明るい話題ではございませんが、このような時代には、新たな『稼ぎ力』の創造が必要なのでは、と感じております。

その際、大きなテーマになるのが「何のために。誰のために稼ぐのか?」というもの。

社会のため、会社のため、自分のため、色々な視点がありますが、社会のためという視点を第一に考えることが、これからの新しい時代に乗り移るヒントになるような気がしております。

明後日から同志塾の活動の一環で、NPOの「かものはしプロジェクト」の協力のもと、カンボジアの視察に行ってまいります。

まず心で感じて、頭で考え、そして体を動かし児童回春問題の撲滅に向け取組む所存です。帰国後、あらためてご報告させて頂きます。

本年も何卒宜しく御願い申し上げます。



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2008年12月23日

派遣社員は貧困層の一つ手前?

昨今の不景気報道でイチバン「そら違うのでは?」と感じるのが、派遣社員や期間工の社会的なポジション。TVや新聞だと、まるで「貧困層」の一つ手前という扱いだ。失礼なことだと思う。派遣社員や期間工の皆さんは、収入や仕事の内容を考慮して定期雇用を選ばなかっただけ。

景気良い時なら、定期雇用の新入社員より派遣社員や期間工の方が収入多いですから。しかも自由だし可能性もある。だから私だってフリーを選んだのだ。編集部で頑張ってれば編集長になれた”かも”しれません。逆に正社員を選ばない場合、覚悟も必要であります。

野生動物には野生動物のカッコ良さがある、ということ。身体的や環境的な問題のある人を除けば、「何となく」就職しなかった人や、組織に入るという決断を先延ばしにしただけだということです。もし覚悟しないでフリーランスになったのなら、そらもう単なるワガママか世間知らず。

ただし。どんな経緯があっても、食事もない寝るところも無い、という状況になってしまえば、必要最小限の援助はしなければならない。同じ国に住む人間として当然のことであります。我が国は100万人くらいのフリーランスを喰わせるだけの国力を持ってます。

これが「個室とお金を援助する」になると「そらおかしいでしょ」と思う。文頭に書いた通り、あえて選んだフリーランスなのだ。それにしても不思議なのはマスコミの企業攻撃。TV局だって新聞社だって、いつでもクビを切れるフリーランスを都合良く使っているのに。

企業は政府じゃない。社員だって不況になればボーナスが激減する。なぜ私らの税金から給料出す公務員の年収安くならないのか? もし処遇に不満あれば、国にブツけるべきです。  (国沢光宏)

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舞らいふ代表 佐々木映美


「派遣社員として働く」。これは数年前から私の同世代の女性によく見る「流行の働き方」になっていたように思います。私の主観でしかないかも知れませんが、大手派遣会社の広告効果は非常に高く、昨年あたり派遣という働き方をクローズアップしたドラマも放映されたくらいです。

「大いなる可能性を持ち、自由で華やかなイメージ」をこの社会は作ってきたはずです。「こんなに素晴らしい働き方ですよ!」PRしたほうが顧客は増えるのですから当たり前なんですけど、過剰にしすぎたために、派遣という働き方に対するイメージアップが行き過ぎてしまったのでしょう。

派遣会社も「派遣として働くからにはこんな覚悟が必要ですよ!」なんて丁寧に教えてくれるわけないですし……。そのデメリットに気づかずに派遣を選んだ人も多いのでは? と思います。

「派遣として賢く働く」なんてコピーもよく見ます。個人的にはこういうコピーは好きです。「派遣というシステムを積極的に利用する人」であれば今の社会情勢を受け入れることが出来るはず。自分の仕事も家も同時に失えば、冷静に居られなくなる気持ちも分かりますけれど。

派遣という本質を理解しないまま、自分たちを守れ! と声をあげてしまう人は、メディアの被害者なのかも。声をあげる前に、派遣という働き方の本質を思い出させるそんな報道をもう少し積極的にしてほしい。

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株式会社ライズ 高岡 康洋 

私も国沢さんの意見に概ね同意です。今騒がれている派遣社員の問題の多くは、日本の派遣社員の制度にあると考えています。

システムエンジニアの私の感覚では「派遣社員」というと「自分の技術で勝負するために特定の会社には属さずあえて独立の道を選んだフリーランスの人」というイメージが強く、一般の正社員よりもさらにプロフェッショナル色の強い、職人のような人たちが多かったように記憶しています。

うろ覚えですが、7〜8年前に技術職のみに認められていた派遣という雇用形態を、製造業にまで広げた法案があり、それから、製造業が雇いやすい形の「派遣」という形態が生まれたと考えています。今メディアで言われている「派遣」はほとんどこの頃から出てきた製造業の派遣を指しているように思えます。

企業には、もちろん雇いやすい、切りやすいという理由だけで派遣社員を雇って欲しくはないですが、実際のところ、雇用する側も正社員だけ雇って生きていけるだけの余裕のあるところばかりではないと思います。そんな中で以前は認められていなかったためできなかったものが制度上OKになってしまえば、そちらの方に寄っていってしまうのも致し方ないと思います。

もし「本気」で派遣社員から正社員になりたいと思っている人がいて、
それでも本当に正社員の受け皿が見つからないような世の中ならば、
今回のようなことは起こって当然ですし、制度自体を見直す必要があると思います。

ただ、国沢さんがおっしゃるとおり、自ら「派遣」という道を選んだのに、いざクビを切られる立場になった途端に一方的な被害者の顔をするのは、私もあまり良い気がしませんし、それを煽るメディアの報道にも首を傾げたくなります。

しかしながら、もし派遣業に就いている人の大半が、派遣のリスクも知らずに安易にその職に就いているならば、国もいい加減馬鹿な国民を作り搾取するという構造から転換しないと、本当に日本そのものが沈没しかねないと思います。

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株式会社BFT代表 平山 雅一

昨今の派遣切りの報道には確かに違和感を覚える。まあ、派遣社員を雇用したことの無い人達や、派遣社員になったことが無い人逹が騒ぐから無理からぬことか。

ただ、あまりにも雇用に関して”学”が無さ過ぎると思う。では雇用に関し、どのような観点で考えればいいのだろうか? 

雇用問題を語る上で重要な概念は2つあると思う。「雇用の流動性」と「人材開発」で、失業率などの結果論よりも重要度は高い。

まず雇用の流動性に関して。雇用の流動性が確保されていれば、派遣切りが横行したとしても、雇用の受け皿が存在する限り社会問題化しない。

今回も雇用の受け皿が存在し、派遣契約を打ち切られた人々を速やかに吸収、もしくは吸収する見通しがあれば、何も問題は無いんじゃないだろうか?

不採算部門から採算部門へ労働力が移動しているのであれば、むしろ好ましい現象だ。しかし報道を見る限り、雇用の流動性が確保されているかどうかはサッパリわからない。

何千人単位で契約を解除されているのに、労働組合を設立した人って、ホンの一握り。この事実だけを見ると、一部の人だけがどうしようもない状況に置かれていると感じてしまう。

しかし報道を信じれば、契約解除されたすべて人々が再就職困難な境遇にあり、路上生活者に転落した印象。冷静に現状を分析している報道にまだ出会っていないので、マスコミ各社は早急に何が社会問題なのかを明確にしてほしい。

人材開発に関しては、派遣期間中に人材開発の機会がなかったとすると問題になる。具体的には「低賃金・長時間労働で酷使され、能力開発に時間とお金を割く時間がない」ことと「正社員と派遣社員の間で著しい格差が存在し、能力開発に関して機会均等が実現されていない」というもの。これらの状況は、明らかに貧困層の固定化に繋がるので明らかに社会問題だろう。

以上のことから雇用問題に関しては、もう少し緻密な議論が必要なのは理解してもらえると思う。現状のマスコミ報道はセンチメンタリズムに浸りすぎている気がする。もう少し冷静な報道を望みたい。





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2008年12月17日

失職した人も満腹にしてやろう!

TVや新聞などで伝えられる解雇のニュースは、必ず「食べるものも寝る場所も無い」とか「死活問題だ」で終わる。真偽かどうか不明ながら、ゴミ捨て場で食べ物を探す解雇者の姿を映し出されると、解雇した企業は完全に悪者になってしまう。けれど企業は慈善事業じゃない。救済する義務を持つの、国家だろう。

例え今日の食べ物を買えない失業者が10万人になっても、その気になれば政府は容易に食糧を提供出来る。御存知の通り我が国は大量の米の在庫を抱えており、始末に困っている状況。特に輸入米に関して言えば、毎年増える一方。現在150万トン以上が高い保管料を支払い、倉庫で眠っている。

150万トンあれば100万人が下を見て15年は食べられるのだ。加えてファストフード店やコンビニで廃棄される食糧だって驚くほど多い。1分前まで定価で販売されていた食べ物も、食味が落ちたという理由だけでゴミとして捨てられているのだ。こういった食料を運び、食べて貰えばよかろう。

寝る場所だって確保できると思う。今や都市部などでは少子化による廃校が続出している。100年に一度の不況と言われるこんな時こそ、地震などの災害のため備蓄している毛布や寝袋などを提供すればいい。もちろん快適な住環境と言えないだろうけれど、寒風の中、野宿したりするよりずっとマシ。

どうして国家は血の通った対策を打てないのだろうか? どうして国民が選んだ国会議員達は、困窮している国民を見て黙っているのだろうか? (国沢光宏)

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私も同感です。

最近『国家』という概念が本当に必要なのだろうか、とよく考えます。環境問題然り、世界恐慌といわれる昨今の不況も然り、問題の発端がどうであれ、その影響はグローバルになることを思えば、国家という単位が必要なのか疑問です。

『国家』とはいったい誰のために、どのような意味で、なぜ必要なのでしょうか? このままでは日本は国家ですら、お得意の箱物と同じ扱いではないでしょうか。

株式会社IVP代表 関根宏

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日本には閉塞感が蔓延していると言われている。ある種の諦めムードか。この点に関しては、忸怩たる思いの経営者も多いと思う。

政府や国会議員、官僚にその責任を問う声も世の中に溢れている。しかし個人的にはその指摘はある意味正しいが、まったく無力だと思う。

原因を特定の人に依存するのは簡単だが、ハッキリ言って浅知恵だ。本質的には社会構造にこそ原因を求めるべきであって、政府や国会議員、官僚は社会システムの象徴でしかない。

では、日本の社会構造のどこが問題なのか? それは「スケールデメリット」という言葉で表現できると思う。社会が巨大になり過ぎて上手く機能しなくなった状態のことだ。

処方箋は、地方分権に代表されるように社会を細分化し「スケールメリット」を追求するしかない。それでこそ血の通った政策が実行に移せる。

今の日本の状態を見ると、国民に対しては地方分権をもっとエスカレートさせた「分国」ぐらいのインパクトを与えないと、未来に対するメッセージにはならない気がする。

株式会社BFT代表  平山雅一

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確かに統計だけを考えれば、国が衣食住を賄うことは出来るし、国の対策が無力なのも肯ける。しかし、一概に政治家の責任とは言えないはずで、国民一人一人の意識にも問題がある。

今年の1月、「タミルの虎」の件で紛争が起きていたスリランカに行ってきた。そこで目にしたものは、自分の地域、国家が危機的状況に陥っていても、懸命に前を向いて生きている、国民一人一人の姿だった。

それに比べ、日本人は他力本願な側面が強く、自分の力で前に進む意志が弱いのではないか。危機的な状況だからこそ、政治家に責任転嫁するのではなく、国民一人一人の意識を問いたい。

国際基督教大学 1年 小島洋平


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2008年12月13日

全て麻生総理が悪いのか?

各種世論調査で、麻生内閣の支持率が下がっています。

支持率低下の原因についてはいろいろ(勿論、本人の言動によるものも)あるでしょうが、質問の中に「第二次補正予算を来年に先送りしたがどう思うか?」みたいなものがあり、多数が「評価しない」旨、否定的な答えを出しています。

はたして何割の方が補正予算の規模、内容を把握した上で答えているのでしょう? 恐らく「景気対策ならば早く出すにこしたことはない」というレベルだと思われます。

「補正を早く出すべきだ」。そのこと自体は正しいと思います。しかし意外と思われるかもしれませんが、一番早く第二次補正予算並びに関連法案を「確実に」成立させることができるのは、今年提出するよりも来年の通常国会を早く開きそこで提出、成立させる方だということは、あまり知られていません。

技術的なことはここでは書きませんが、補正予算案に反対する民主党が「早く出せ」なんて言っているのですから、まずそこからして胡散臭いと考えるほうが自然でしょう。今年3月、ガソリン税の暫定税率で与党は参議院で多数を握る民主党に散々翻弄されました。衆参両院議長の斡旋も反故にされました。

ねじれ国会である以上、為政者は、希望的観測に基づくのではなく、最悪の事態を想定しながら最善のスケジューリングをすることは当然であります。そういう事情があることを分かってもらいたく、ペンを執りました(古いか)。

同志塾 安藤



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2008年11月27日

活動報告準備中であります!

「食べきれないほどの食べ物があるから他の人にも食べてもらいたい」と考えるのは、普通の人である。自分が厳しくなった時「他の人は大丈夫だろうか?」と心配出来たら素晴らしい。実際、歴史的に敬愛されている人は、皆さんそういった精神を持っている。

サブプライムローン破綻を緒にした不景気は、徐々に広がり始めた。おそらく本格的な厳しさを迎えるの、年が明けてからだと思う。こう書くと「すでに契約更新は無いと言われた」という派遣社員も少なくないかもしれない。好景気に沸いていた自動車業界すら厳しいのだ。

トラックメーカーまで含めた自動車会社の期間社員の雇用減は少なく見積もって5万人。当然のごとくパーツなどを供給している関連企業での雇用減だって少なくないだろうから、上を見て15万人程度の「働き盛り」が職を失うことになってしまう。

文頭に戻る。100年に一度の不景気とあり、おそらく多くの企業が自分の体勢を整えるのに苦労していると思う。もちろん「雇用を支えるのが社会貢献である」と言いたいのではない。今回の景気低迷で、もっと困っている人もいるだろうということです。

自分が厳しい時に世の中を考えられたら素晴らしい。同志塾の活動、続報をお届けできていないけれど、中断しているワケではない。それぞれのプログラムで準備を進めている。成果にとなっていないため、レポート出来ないだけです。しばらくお待ち下さい。(国沢光宏)

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「食べきれないほどの食べ物があるから他の人にも食べてもらいたい」と考える”普通の人”すら、この頃少なくなってないだろうか? 「他人を幸せにすること」が、深い満足感に繋がった経験を持っていない人が増えている気がする。

同志塾の代表世話人であるIVPの関根社長は、この点に関して大いに憂慮している人物である。同志塾のコンセプトは社会貢献活動を扶助することにより、社会に対する連帯の精神を植え付け、卑しい精神構造の若者を叩き直すことがその狙いにあるらしい。

小職の知る限り、これ以上暑苦しいプロジェクトは存在しない。ぜひとも成功させたい取り組みである。今のところ関根社長の「要修行リスト」に名を連ねているは若手経営者ながら、もちろん一般の社会人も大歓迎。ぜひ関根社長の聞き手の理解度を無視したマシンガントークを体感してほしい。そこには、愛すべき”怒れるオッサン”がいるはずだ。

株式会社BFT代表  平山雅一

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確かに「社会貢献は、自分が経済的に満たされているから始める」と考える方も多いと思います。「社会貢献は自分に子供が出来たから考える」という方も多いようです。社会貢献は、生い先が短くなると考え始めた、という方も多いのではないでしょうか。

環境が変われば気持ちも変わるという意味ではよく理解できます。子供がいない私は、生い先が短くなった(体力が極端に落ちた!)と感じ始めた頃から考え始めました。

日本に住む私は、経済的にすこぶる満たされているとは思えませんが、満たされていないとも思えません。むしろ、世界という単位で考えると、私だけではなく日本人は経済的にはかなり満たされている方だと思います。

困っている人がいれば助けたいと思う。人に優しくしたい。人として胸を張って生きたい。難しく考えるのではなく、社会貢献を始めるという事は、単にこれだけの事なのかもしれません。いかがでしょうか。

株式会社IVP代表 関根宏

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私事ではありますが、32歳を迎えた本日、親しい経営者のメンバーが祝ってくれました! ああ、なんて私は幸せなんだろう。

帰路に着き、ふと考えました。
幸せってなんだろうと……。

小生、同志塾において「カンボジア支援」メンバーの一人として、これまでに数々のアジアの子供たちの屈託のない笑顔に触れてきました。彼らの幸せは、とてもシンプルです。モチベーションなんて言葉はありません。ひょっとしたら夢すらないかもしれません。でも彼らは、生きていること自体に満足し、笑顔で幸せなんです。

日本は空前直下の「不景気」と言われていますが、不幸せなんでしょうか? いや、違う気がします。こんな時代だからこそ、我々ベンチャーはチャンスととらえアジアの子供たちと同じように前を向いて、いや、上を向いて少しずつでも走って行かなければならないのではないでしょうか。

その過程において、組織を束ねる経営者として社員や、その家族や、そしてお客様、協力会社と志を合わせて進んで行かなければいけません。それが「志合わせ(シアワセ)」なんだと感じます。同志塾のメンバーはこの「志合わせ」を大切に、これからも歩んで参ります。

エグゼクティブパッション代表  浅井慎吾


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2008年11月26日

11月20日(木)同志塾定例会

こんにちは!
青山学院大学4年の森本勇太郎と申します。

11月20日(木)に同志塾定例会の様子をブログにしてみました!

現在国沢学校で石澤社長の下で勉強させて頂いております。ミーティングには議事録係という立場で参加させて頂きました。

関根塾長の言葉とともに同志塾のミーティングが開催されました。

関根社長は「プロジェクトの中で利益を獲得し、その利益で運営し、継続していけるようにする。」とおっしゃっておりました。

街頭で募金をする事も社会貢献ですが、同志塾がやろうとしていることは一回きりの社会貢献ではありません。貧しい方に直接お金を渡すのではなく、働く場を提供します。そして自立してもらう事が同志塾の目標です。

■カンボジア買春問題について
以前よりカンボジア買春問題に積極的に取り組んでいるかものはしプロジェクトというNPO団体の可部さんと浅井社長による進展状況の報告の中で、厳しい報告が一つありました。

それが、「納品された商品の4分の3は欠陥のため販売できない。」という事です。これは予想もしなかった出来事だと思います。工場を創るだけでなく、そこで働く方々に対して教育をしなければならないという事です。

働く場を提供するって、簡単な事ではありません。このプロジェクトがいつ軌道に乗るかはわかりません。でも、難しい事だからこそ、やりがいがあるのだと思います。課題が現れたら検証し、解決していきます。私たちのプロジェクトは、必ず成功します。

■日本地方活性化推進について
どうしたら、地方の活性化に貢献出来るでしょうか。地方では多くの方が第一次産業に携わっています。だからこの第一次産業を活性化させることが地方の活性に繋がります。   

現在多くの若者が地方を離れ、農村は人手不足になっております。都会で生まれ育った人には農業がどのような仕事なのかも理解しておりません。

そこで若者に農業の実体験をしてもらいます。土地を用意し、そこに畑を作り、収穫した作物を販売します。自分達で一から創った商品を自分達で販売するって、すっごい面白い事だと思います。
このプロジェクトを聞いていて、自分もあってみたいと思いました。


■自動車免許取得支援について
このプロジェクトの意義は、施設で育った人に安く免許を取得してもらうだけでなく、家庭環境による所得格差をなくすことにあります。

誰にでも機会は均等にありますが、家庭環境による所得格差というものは実在しています。親の所得と子の所得にはかなり近いものがあると思います。車の免許取得にかかる費用も、親が出してくれる家庭もあれば、自分で出さなくてはならない家庭とがあります。

施設で育った人は自分で出さなくてはならないため、なかなか免許を取得出来ません。そこでこのような方々が低額で免許を取得出来るようなシステムを提供します。同時に、受講者達のマナー講座等の開催の案も出ました。

施設で育った方々に免許を安く取得してもらうだけでなく、このプロジェクトに参加する事でその方々の人生に対して、いい影響を与えられたらと思いました。

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2008年11月20日

幸せって何?

中国の広州に滞在している。ここは香港からアクセス出来る中国ということで、比較的早い時期から解放された。香港と中国の国境だった深セン(30年前に訪れた時はビル一つなかった)と合わせ、地域の人口は日本を超えると言われる。加えて広州の中心地の反映ぶりときたら日本をしのぐ。

当然ながら急速な成長に追いつけなかった人達だって多い。摩天楼のようなビル群の裏側に入ると、全く違う世界になる。滞在しているホテルに近所にあるゲートをくぐると(公安が監視している。治安が悪いワケではありません)、ムカシながらの中国という感じ。古い香港を御存知なら、路地裏をイメージして頂ければよかろう。

個人商店が並ぶ通りから路地に入ると、建物と建物の間の1mくらいの隙間が「道」になっており昼でも薄暗い。上から何だかワカらん水分が落ちてくるし、様々なニオイもする。7階まであってもエレベーターなんか無し。今や取り壊されてしまった『魔窟』と呼ばれた香港の『九龍城』によ〜く似てます。

オモテ通りのスターバックスでコーヒーを頼むと日本と同じ代価を払わなければならない。けれど路地に入れば一桁までいかないまでも半額以下で生活出来てしまう。そんな状況ながら不幸な顔をしているかといえば、そんなことありません。皆さん活気に溢れ、お菓子を買っている子供から、マージャンに興じるお年寄りまで楽しそうだ。

日本人のステレオタイプからすれば「お金無い=不幸」。けれど世界的に見れば希少な感覚だと思う。お金のある人はあるように、それほど持っていない人も楽しく、というのが世界的なスタンダードじゃなかろうか。現代の日本人の中に「お金無い=かわいそう」という奢った考え方があるんだろう。

いろんな意味でこの感覚が社会貢献する際の大きなハードルになっていると感じることも少なくありません。(国沢光宏)



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2008年11月12日

地方経済の再生


  BFT代表    平山雅一  

夕張に代表される地方経済の再生に関して、企業誘致のお話を頂戴することが多い。ただ、ハッキリ言ってほとんどの話は魅力的じゃない。なぜなら「ウチの地域は人件費と地代が安いですよ!」しかウリがないから。その「安さ」も東京と比較した場合であって、東南アジアと比較すると超割高。実際には、補助金目当てに地方の誘致活動に応じる企業も多いのではないだろうか。

やっぱり地方経済再生の王道は「儲かるから地方にどうぞ!」というメッセージだと思う。小さなゴールドラッシュを発生させることができれば、人や企業は自然と地方に向かう。地方の実情にあわせ「地方経済の成功者をどのように作るか?」をテーマに、地方独自のベンチャー企業育成方法を企画しなければ、地方経済の再生はおぼつかないと思う。





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2008年11月09日

頑張れ夕張!

10月31日から3日間、WRC(世界ラリー選手権)に出場してきた。スポンサーが全く付かなかったし、コースの中に夕張市も含まれていたため、クルマの横に大きく『頑張れ夕張』とステッカーを貼ってみた。実際、政治家と役所の無策によって厳しい状況になってしまった夕張のことを心配していたからだ。

本来なら事前に夕張へ行くべきだったのだろうけれど、選手は開催1年以内にコースに近づいちゃいかん、という規則があるため、ラリー本番で初めて夕張を見て、驚いた。一般的にWRCを開催すると多数の集客があるため、その地域はけっこう賑わう。昨年まで帯広をベースに開催されており、足寄も陸別も新得も大賑わい。

しかし夕張は誰もいない。夕張市のWebサイトでもラリー開催を全く取り上げられていなかったこともあり、冷えていることは何となく想像していた。されどここまでとは……。沿道で手を振っている人、ゼロ! 赤灯を回してるパトカーばっかりです。WRCを見に来ている観客も夕張を避けて居るんじゃないか、と感じるほど。

夕張の人はWRCを嫌がっているのか? そうじゃないと思う。おそらく動く元気が無いのだ。元気のある人や、やる気のある人なら「頑張れ!」も有効。でも本当にマイッてしまうと、励まされたって動けぬ。夕張の街中を走ると、映画のカンバン多数。映画祭の時に作ったのだろう。それすら完全に浮いてます。

夕張を本当に元気にしたいなら、中途半端な気持ちじゃダメ。移住し、夕張で産業を興し、少なくない金額を納税するくらいの意気込みを持たないと厳しい。でないと社会貢献の自己満足にしかならぬ。社会貢献全てに言えることながら、自分で対応できる「サイズ」というものがある。そいつをしっかり見分けなければならないワケ。いろんな意味で社会貢献は自分の勉強になります。

ちなみに忘れ去られるのが最も辛いこと。今回の「頑張れ夕張」は夕張の人にとっちゃ何のメリットも無かったろうが、「夕張のことを思い出していただく」という点で良かった。いろんな人から「いいですね!」と言われました。   (国沢光宏)

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2008年11月05日

企業として貢献できるか?

困っている人のチカラになりたい
会社設立の際も同士塾に参加した際もそう思ってきました。

私事ではありますが、そんな中、
友人が難病と言われる病気を発病しました。
それはある日突然発症し、進行は早く、特効薬が存在しないという。

友人がかからなければ調べることもなかった病名。難病ごとに設立されている患者の会や、以前日記にも登場した『メイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパン』の活動等私はいろいろなサイトを見た。症状を調べるうち、患者やその家族の闘病記を見るうち、いったい何ができるのだろう…と途方に暮れかけてしまった。
日本で特定疾患は123疾患あるといい、そのうちの45疾患に罹患している場合、医療費助成により治療費の一部が助成されるというが、進行を遅らせるといわれている唯一の薬は保険適用外で、未承認薬による治療の負担は莫大なものになってしまうという。
友人は病気がわかったものの、ベッドの空きがないため入院せず、自宅療養している。
よく調べるとベッドに空きがないのではなく、長期療養者用のベッドの空きがないのだそうだ。
ここ数年の医療費削減で、長期入院の医療費がぐっと下がり、病院の経営を悪化させているという。
そして、医師に支払う報酬の高さもまた、病院の経営を悪化させているという。

このところよく聞く『患者のたらい回し』
医師不足によるものとも言われるが、一方で不足ではなく医師の偏在だという人も居る。
確かに救急医療に欠かせない外科医、損害賠償の危険の高い産婦人科医、小児科医は不足しているらしい。ただし美容整形等金儲けに繋がるような部分の医師は寧ろ増えているようだ。
単に職業として考えれば、安全で儲かる選択肢を選ぶ彼らを私たちは否定することはできないことも事実…

後期高齢者医療制度なんてものも登場する時代、私たちの医療費負担は3割と負担は増え続けているのに医療に関する問題はさらに増え続けているように思う。
日本の医療はどうなっちゃうのよ。と悲観的にならざるを得ない。

でも今回のように身近な人間の場合、せめて友人が闘病時間を楽しく過ごせるよう、元気な内に希望をもって生活できるように、できることをしようと周りの人間で話し合うことができる。
継続的な支援とは言えない、緊急対応にしかならないかもしれない。

今まで継続的な支援を…と同士塾で話し合ってきた。
難病に冒された、働き盛りの元気な人間だった人が、日々病に冒されていくのを目の当たりにして
募金?未承認薬の保険適用のための署名?そんなありきたりのことしか考えられず、何かできなものか…と、このところじっと考える日々。
企業ができる社会貢献の域を大きく超えてしまっているかも知れませんが、様々な活動を知りたいと思います。せっかくですからこのブログを呼んでいる方のチカラもお借りしたい。

医療の世界、消極的な現実を目の前にした人に対しての、継続的な、前向きな支援。
なにか、できないものだろうか…

株式会社舞らいふ 代表 佐々木映美
posted by 同志塾 at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 俺に頼れ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月29日

『プライド?』

私事で失礼します。

最近、プライドがどうのという言葉を聞く機会がなぜか多いのです。

『私のプライドが許しません!』的なフレーズです。

Prideとは、英和辞書を引くと、
「うぬぼれ、思い上がり、優越感、高慢、横柄、自負、自慢」と訳されているようで
す。

一方で、国語辞典で見ると、『誇り』、『自尊心』となるようです。

言葉遊びかもしれませんが、英語の意味と日本語の意味とではニュアンスが全然違う
ようです。

英語の直訳のニュアンスの場合、かなり危険な言葉です。

私の周囲の人がどっちの意味でプライドという言葉を使っているのかは別として、一
般的にプライドが高いと言われる人ほど、英和辞書の意味が強く、自分本位の言動をする傾向が強いと感じます。

人は変われるのか、という質問に対して、英和辞典でいうプライドの高い人ほど変わ
れないのかもと思います。

お偉い役人さんは高い学力に裏づけされたプライドをお持ちではないでしょうか。

また、役人さんだけではなく、日本人のプライドは比較的に高いような気もします。

「日本人が変わる、会社が変わる、社会が変わる」ためには、そろそろ英和辞典でいう『Pride
』を捨て、国語辞典でいう人としての『誇り』を持った言動に努めたいと感じる次第です。

追伸:先般のフェアトレードコンテストの結果をうけ、年明けの1月にカンボジアに
視察に行かせて頂きます。


株式会社IVP 関根宏
posted by 同志塾 at 09:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 俺に頼れ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月15日

第一回FTC開催

「世の中のためになることしたい」
「困っている人がいれば、何か手助け出来ることがないか?」
「1回だけ援助して終わりでなく継続的に行いたい」

そんな社会貢献を行いたいという願いを込めた「フェアトレードコンテスト」の1回目が10月11日に開催された。良い案をみんなで持ち寄り、よりよい方向に練っていきましょう、というのが目的である。1回目に出された案は三つ。

1)免許取得サポート。様々な事情あって保護者と離れて生活している青年が免許を取得できるようなお手伝いをしたい、という内容。教習所でなく9月22日付けのブログで紹介したシステムを実行に移す、というもの。

2)農業を見直す。週末に農業を行い、荒れる一方の休耕地を有効に活用しようというプロジェクト。初期投資150万円で初年度350万円の収益を上げられるというから凄い。実現出来れば地方活性化にもなる。

3)カンボジアの支援。こちらは『かものはしプロジェクト』として動き始めているフェアトレードである。これから活動規模を広げて行くためのバックアップをお願いしたい、ということでプランの発表をした。

詳細は近々紹介させて頂きます。  (国沢光宏)


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2008年10月08日

困っている人を助けたい!

ボランティアは本当に難しいと思う。『メイク・ア・ウィッシュ』(夢を叶える、という意味)という素晴らしい実績を持つ団体を御存知だろうか? Webを見ると「3歳から18歳未満の難病たたかっている子どもたちの夢をかなえ、生きる力や病気と闘う勇気をもってもらいたいと願って設立されました」。

崇高な精神を見て「自分も力になりたい」と思ったとしよう。簡単じゃありません。資金の提供だけなら簡単に出来るけれど、参加するのはハードル高い。中越地震のお手伝いに行った時も、ボランティアのため現地に来ている人はたくさんいたが、90%以上待機というイメージ。功績を挙げるの、難しい。

これまで何回か同士塾のミーティングに参加しているけれど、なかなか社会貢献の妙案は出てこない。今週の土曜日に初めての『ボランティアの提案大会』を行うものの、2つ案からスタートする。何回も書いてきた通り困っている人はいくらでも存在するのに、実行しようとした途端、何をしていいのか悩むことになるのだ。

でも私はそれで良いと思っている。「人や社会のために何かしたい」と考えることが最も大切です。それだけで人や企業としちゃ100点だと思う。だって「何かしたい」と考えている人は、困っている人に出会ったら必ず動くだろうから。実際「何か貢献したい」と思っていれば、必ず機会は訪れるんじゃなかろうか。

もしこれを読んで頂いている方で良い社会貢献の案(ただし持続性のある案件)を持っていれば、ぜひとも声を掛けて欲しい。どんな案でも同士塾のミーティングで責任持ってしっかり取り上げ、可能性を練ってみたいと思う。同士塾に参加している企業の代表は、みなさん非常に前向きです。      (国沢光宏)

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 「阪神大震災」   IVP代表  関根 宏

私(神戸出身)は、10数年前の阪神大震災を経験しました。

震災当日の早朝、母親の家に向かう道沿いのコンビニに人盛りがしていました。電気が不通だったので、POSレジが使えず、お店は閉店してましたが、何やらコンビニの店員に対して、数名が「商品を売ってくれ!」と叫んでおり、店員はレジが使えないから売れないと攻防してました。最後には店内に無理やり侵入し、下着や水等を取ってました。

私は、彼らは泥棒するのかと思って見守ってましたが、なんと、レジに適当なお金を置いて立ち去っていきました。全員ではないかもしれませんが。それから数日して、物資は小学校などの避難所に山のように積まれていました。

コンビニは、POSレジでどこにどんな商品をどのくらい置くと最適かを緻密に算出しているという認識ですが、一方で、社会生活とは切っても切れない密着度があります。

2003年からは、行政・地域の協力のもと、「安全・安心なまちづくり」や「青少年の健全育成」に協力するセーフティステーショントライアル活動を通 じて、「地域社会への安全・安心に貢献するお店づくり」を目指した取組みを実施し、日本全国のコンビニで足並みをそろえ本格的に行われているようです。

震災は起らない方が良いのですが、ビジネスも同様に、『経験から学ぶ』を大切にしたいものです。まず、『見る』『聞く』『やってみる』が、同志塾でも実行しようとしています。

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「マスコミ報道」  プロブリッジ代表 新川

サラリーマン時代に某テレビ局で報道部門に配属され、初めての取材が実は「メイクアウィッシュ オブ ジャパン」の特集企画でした。

ボランティアの皆さんの活動、意思の素晴らしさは僕のような人間が書くまでもないと思いますが、実際に取材後、支援者が多く増えたというお話もお聞きしたことがあります。この団体のことを、私も上司から取材ネタとして渡されるまでまったく知りませんでした。当時、僕は19歳。大学中退して入社したばかり。難病の子供の生きる意欲に、心を打たれました。

ただ、まだまだそういった報道が少ないようにも感じます。あっても深夜枠が大半のようです。実際に多くの方に知っていただくことで、こういった素晴らしい活動も幅が広がっていくと思います。もう少し、マスコミでの露出、増えていくといいですね。


posted by 同志塾 at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 俺に頼れ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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